2012年5月22日火曜日

アーディル・シャーヒー朝


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デカン・スルターン王朝の一つ。1490年にバフマニー朝から独立し、その後勢力を得て、デカン高原中央部から南インドの一部を広く支配した。始祖のユースフ・アーディル・シャーはトルコ系タジク人であったという。都はビーダルに置かれた。1620年代に最大版図を誇ったが、マラーター王国のシヴァージーの独立・攻撃によって弱体化し、1686年にムガル朝に征服され滅亡した。ポルトガルの植民地となったゴアはもともとアーディル・シャーヒー朝の港であった。

ゴール・グンバズ(第7代ムハンマド・アーディル・シャーの墓)

初代 ユースフ・アーディル・シャー(1490〜1510年)
2代 イスマーイール・アーディル・シャー(1510〜1534年)
3代 マッル・アーディル・シャー(1534年)
4代 イブラーヒーム・アーディル・シャー1世(1534〜1558年)
5代 アリー・アーディル・シャー1世(1558〜1580年)
6代 イブラーヒーム・アーディル・シャー2世(1580〜1627年)
7代 ムハンマド・アーディル・シャー(1627〜1657年)
8代 アリー・アーディル・シャー2世(1657〜1672年)
9代 シカンダル・アーディル・シャー(1672〜1686年)



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